電装基板設計
こんにちは,電装担当の岸です.
この1週間ほど,次期車両GDF-12に使用する基板の設計を行っておりました.
今回,基板の設計を行うにあたり,GDF-11まで採用してきた感光基板で製作する方式を使用せず,プリント基板を外注することを前提に新規設計を行いました.
プリント基板化に伴うメリットは作業工程の削減,基板単価の削減,信頼性の向上,2層基板による高密度化などがあげられます.
気を付けなくてはいけなかったのがパターンの許容最大電流で,0.3sqの電線と同じだけの許容電流を確保するためには35um厚さで340mil程のパターン幅を確保しなくてはなりませんでした.
今後は外注する基板が届き次第,部品の実装及び基板のテストを行いたいと思います.
Text:Junpei Kishi