アルミを用いた旋盤加工実習

10月も終わり,パーツ設計もいよいよ大詰めとなり,さらに忙しさを増す今日この頃ですが,そんな中でも加工実習は欠かすことなくしっかりと行っています.

シャシ班の一回生は旋盤による加工実習を行って来ましたが,来たる制作期に向けて,鉄の加工からアルミの加工へ移行しました.

アルミは鉄に比べて加工がしやすく扱いやすいので,元々鉄を使って練習をしていた分,アルミが材料になってからはとても楽に加工できるようになりました.

しかし,加工が楽になったからといって,必ずしも精度が増すとは限らず,やはり精密な作業を要求されることに変わりはないので,理想の数値を出すのは骨が折れます.

それでも,自分で加工した部品を先輩に検品してもらい,合格をもらったときの達成感は大きく,それがまた次の加工への意欲にもなっています.

今は練習なので多少の失敗なら許されますが,制作期に入ると失敗が許されなくなってくるので,今は練習をどんどん積み重ねていき,精度をさらに高めていきます.

Text:Kosuke Ito

http://www.grandelfino.net

Grandelfino
Grandelfino
京都工芸繊維大学 学生フォーミュラチーム